日本株は下げ転換、景気・企業業績への懸念根強い-原油高で電力安い

午前の東京株式相場は、主要株価指数がマ イナスに転じた。米国景気や円高・原油高による企業業績の先行きに対する懸 念が根強く、買い一巡後は下げに転じる銘柄が増加傾向にある。トヨタ自動車 やコマツなど輸出関連の一角が安く、米国で金融株が下落した流れから銀行株 も軟調。燃料コスト上昇への警戒から、電気・ガスは東証1部業種別下落率で 首位となっている。

午前10時1分時点の日経平均株価は前日比23円99銭(0.2%)安の1万 2968円19銭、TOPIXは8.77ポイント(0.7%)安の1262.38。東証1部 の売買高は概算で5億3700万株。値上がり銘柄数は567、値下がり銘柄数は 1005。

朝方の相場上昇時に、その後の指数伸び悩みを予想していた日興コーディ アル証券の西尾浩一郎マーケットアナリストによれば、「企業が第3四半期決 算を終えた段階で見直した前提為替レートは1ドル=105円。今期を乗り越え ても来期の業績の不安感は払しょくできない」という。

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