あおぞら銀株4カ月ぶり値上がり率、米サーベラスがTOBで出資上げ

あおぞら銀行の株価が大幅高。一時4カ月ぶり となる値上がり率を記録した。米投資ファンドのサーベラスが株式公開買い付け (TOB)での出資比率引き上げを前日に表明、TOB価格に近づく形で買い注文 が入っている。

株価は一時前日比で29円(10.5%)高の305円まで値上がりした。昨年10月 30日(終値で11.7%上昇)以来の上昇率になる。午前10時2分現在で同24円 (8.7%)高の300円。値上がり率は東証1部5位。売買代金は17億円。

サーベラスは1株325円のTOBを3月4日から4月7日まで実施、あおぞら 銀行株式を最大で1億3200万株(発行済み株式の8%に相当)取得する。筆頭株 主としての現在の保有比率37.49%は最大で45%超になる。

市場での取引値がTOB価格の水準に届かないのは「サーベラスが取得するの が株式8%分にとどまり、応募者全員がTOB価格で売却できるわけではないた め」(小林治重丸和証券調査情報部長)。

昨年10月30日のあおぞら銀行の株価は、JPモルガン・チェースのジェイミ ー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が都内講演で「日本でシティに対抗できる 買収を検討」と語り、新生銀行などとともに買収対象になるとの思惑から急騰して いた。

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