ファニーメイとフレディマック、不動産査定見直しでNY当局と合意

米住宅金融大手のファニーメイ(連邦住宅 抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は3日、クオモ・ニュ ーヨーク州司法長官と、独立した不動産価格査定を目指す新基準で合意。同基 準を採用した住宅金融会社のみから住宅ローン債権を購入することを表明した。

今回の合意は住宅金融会社が査定業者を選別したり、自社の従業員が査定 することを禁じている。住宅金融会社は自社が運営あるいは傘下におく査定管 理会社を使用することも禁止される。

クオモ長官は声明で「ファニーメイとフレディマックとのこの日の合意に より、不正査定の横行という住宅市場の非常に悪質な慣行の是正が始まる。住 宅ローン制度の健全さは独立した査定に依存している」と指摘した。

サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの抵当差し押さえは 2007年に5年ぶりの高水準に増加。金融機関は住宅ローン関連証券で1800 億ドルを超える評価損を計上した。

クオモ長官は記者会見で、ファニーメイとフレディマックが2400万ドル を拠出し、新基準を実施し監督する独立機関を設立することも明らかにした。 今回の合意は2009年1月1日以降に組成されるローンに適用される。

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