MBIA:会社分割で低コストでの資本調達が可能に-ブラウンCEO

モノライン(金融保証会社)大手、米MBI Aのジョゼフ・ブラウン最高経営責任者(CEO)は3日、ブルームバーグテレ ビジョンとのインタビューで、ストラクチャード・ファイナンス事業を地方債保 証事業から向こう5年で分離する同社再編計画により、低コストでの資本調達が 可能になるとの見通しを示した。

ブラウンCEOは同計画によってMBIAの透明性は高まると指摘した。従 来の社内体制については、「資本調達に際し、資本市場に魅力的な価格を提示し てもらうのが困難だった」と説明。同社が現在置かれているような「危機」の下、 かなりの低コストで資本調達できるような体制作りが重要だと強調した。

また同CEOは、MBIAが先月、向こう半年にわたって停止するとしてい た資産担保証券の保証事業を将来的に再開する方針も示し、同証券に住宅ローン 関連証券が含まれると述べた。

MBIAは先週、サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問 題で大きく価値を下げた資産担保証券の保証部門から地方債部門を分離する方針 を決定。同社は資本増強を通じて「AAA」格付け維持を目指している。

米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2月25日、 MBIAが30億ドル(約3100億円)の資本調達を実施したことを受け、格下げ 方向での見直しの対象から外したことを明らかにした。

3日の米株式市場で、MBIAの終値は前週末比35セント(2.7%)安の

12.62ドル。この1年では81%下落している。

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