UBS、株価5年ぶり安値-クレディSが一段の評価損の可能性指摘

3日のスイス株式市場で同国の銀行大手U BSの株価が約5年ぶり安値を付けた。同業のクレディ・スイス・グループが UBSの「問題資産」に関し評価損拡大に直面する可能性を指摘したことがき っかけ。

クレディ・スイスのアナリスト、ダニエル・デービーズ氏は3日付のリポ ートで、「一段の評価損の可能性は高く、その規模は大きい恐れがある」と指 摘。UBSが「問題のある資産を売却した場合の損失について、より悲観的な 見方をすれば、評価損は総額155億スイス・フラン(約1兆5400億円)に達 する可能性がある」との試算を示した。

UBS株は3日一時、前週末比5.1%安の32.64スイス・フランと、03 年5月以来の安値を付けた。

UBSの2008年1株利益予想は3.31スイス・フランと、従来予想から 37%引き下げられた。クレディ・スイスによれば、評価損を除いたベースでも 利益は従来予想よりも5%低くなる見込み。クレディ・スイスはまた、事業環 境に関する慎重な見方に基づきUBSの09年1株利益予想も下方修正した。

To contact the editor responsible for this story: Adrian Cox acox2@bloomberg.net

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