NY原油(3日):最高値更新、104ドルに接近-ドル下落で買い膨らむ

ニューヨーク原油先物相場は過去最 高値を更新した。ドルが対ユーロで最安値を更新したことから、代替投 資先としての商品の魅力が増した。

昨年9月18日から5回にわたって米政策金利引き下げが実施され、 この間ドルが下落した一方、原油相場は27%上昇した。ドルが下落する 際、トレーダーはインフレヘッジの目的でエネルギーや金属に買いを入 れる。また、米国がソマリア空爆を実施したとの報道や、ベネズエラが コロンビアとの国境に戦車を配置したとの報道も相場の上げ材料となっ た。

MFグローバル(ニューヨーク)のリスク管理担当バイスプレジデ ント、ジョン・キルダフ氏は「ドルが対ユーロで最安値を更新したこと から、エネルギー市場には再びインフレ懸念の波が押し寄せた」と述べ た。また、「ソマリアでの米軍の攻撃が報じられたことで、市場参加者 は産油国に伴う地政学的リスクを再認識した」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物 4月限は前週末比61セント(0.60%)高の1バレル=102.45ドルで終 了した。一時はバレル当たり103.95ドルまで上昇し、1983年の取引開 始以来の最高値を更新した。

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