イングランド銀:政策金利、5.25%に据え置きの公算-6日に発表

イングランド銀行は今週の金融政策委員会 (MPC)で、政策金利を据え置く可能性が大きい。利下げの必要性を認識し ながらも、インフレ加速懸念の中で、同行は難しいかじ取りを迫られている。

米シティグループの西欧担当チーフエコノミスト、マイケル・ソンダーズ 氏は、「インフレを抑制するため、中央銀行当局者らは歯を食いしばっている」 と指摘した上で、「中銀は政策金利を徐々に引き下げるだろうが、まだ景気見通 しはそれほど悪くなってはいないと思う」と述べた。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト60人を対象にまとめた調査によ れば、59人がキング総裁ら9人から成るMPCが6日、政策金利を5.25%に据 え置くと見込んでいる。残る1人の予想は0.25ポイントの利下げだ。

英経済成長率が1993年以来の低水準に並び、インフレ率が10年ぶりの高 水準となる中、キング総裁は先月、イングランド銀が大きな課題に直面してい ると言明。0.25ポイントの利下げを決めた2月7日の会合では、MPCのデー ビッド・ブランチフラワー委員はただ1人、0.5ポイントの利下げを求めた。 MPCで0.5ポイントの利下げ提案がなされたのは2001年以来初めて。

シティのソンダース氏は、今年の英成長率が1.7%と、1992年以降で最も 低い成長になると予想している。2007年は3.1%成長だった。ダーリング英財 務相は昨年10月、今年の成長率が2%に達するとの見通しを示している。

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