福田首相:為替市場の動向に「重大な関心」-102円台に円高が進行(2)

福田康夫首相は3日夜、外国為替市場で1ド ル=102円台まで円高・ドル安が進行していることについて、「あまり急速に変 化するのはよくないと思うが、これは為替の市場の問題だ。我々としては重大な 関心を持って見ている」と述べた。19日に任期が切れる日本銀行の福井俊彦総 裁の後任人事については野党側に今後提示する政府案の速やかな了承を求めた。

首相官邸で記者団から、このまま1ドル=100円割れするなど円高がさらに 進行した場合に為替介入に踏み切る可能性を聞かれ、答えた。為替介入するかど うかについては明言しなかった。為替市場の現状については「円高というよりド ル安という状況ではないか」との認識を明らかにした。

また、日銀総裁の後任人事について福田首相は、「一日たりとも空白を置く わけにいかない。政府がこれから提案する人事をぜひお認めいただきたいと思っ ている」と述べ、野党側に理解を求めた。その上で、総裁人事と国際金融市場と の関係について「国際経済にも大きな影響を与えると思う。いろんな経済の変動 は日々ある。たいへん大事な局面の人事だと思っている」と指摘した。

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