米民主党のオバマ氏:「大物食い」で党内をまとめるか-4日に予備選

米大統領選の民主党候補指名獲得を目指すバ ラク・オバマ上院議員(イリノイ州、46)は、4日のテキサス州かオハイオ州 での予備選でヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州、60)を制する ことになれば、「大物食い」の評価を受け、党内を一つにまとめて共和党のジョ ン・マケイン上院議員との一騎打ちに臨むことになるだろう。

最新世論調査によると、テキサス州でオバマ氏の支持率はクリントン氏に 追いついており、オバマ氏が同州を制した場合、当初は民主党候補の本命とみ られていたクリントン氏が撤退を余儀なくされる可能性もある。

民主党の世論調査専門家ピーター・ハート氏は、そうなれば「ジャックと 豆の木」だと指摘。オバマ氏は「政界の真の大物の1人を打ち負かしたという ことになる」との見方を示した。

専門家の間には、民主党はこれまで数カ月にわたって候補指名獲得争いを 続けてきたが、11月の本選挙に悪影響を与えるような党内分裂といった対立を おおむね回避してきたとの声が多い。テキサス州民主党の代表、ボイド・リッ チー氏によると、党員の大半は現在オバマ氏とクリントン氏のどちらが候補に なっても満足だという。

ただ4日の予備選で勝敗がはっきりなければ、そんな状況も変わるかもし れない。リッチー氏は「選挙戦が激化し長期化することによって、一部有権者 の支持を失うような事態は避けたい」と語った。

クリントン氏がテキサス、オハイオ両州を制した場合、結論は4月22日の ペンシルベニア州予備選以降に持ち越されることになる。

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