住宅ローン関連損失、総額4000億ドルに到達も-エコノミスト調査

モルガン・スタンレーとゴールドマ ン・サックス・グループのエコノミストがまとめた調査報告によると、 住宅ローン関連の信用損失額は総額4000億ドル(約41兆6800億円)に 達する可能性がある。同報告は米連邦準備制度理事会(FRB)高官や 米金融エコノミストが出席した会議で発表された。

モルガン・スタンレーのエコノミスト、デービッド・グリーンロー 氏とゴールドマン・サックス・グループのチーフエコノミスト、ジャ ン・ハッチウス氏はこの報告の中で、「調査の結果、現在の住宅ローン 残高で発生する信用損失は総額で約4000億ドルに達する可能性があると 結論付けた」とした。

同報告書はさらに、政策金利引き下げは支援となるものの、「金融 混乱に直接的に取り組むもっと効果的な手段は、銀行に自己資本の増強 を促すことだ」と提言した。

同報告はまた、融資基準の厳格化で「今後1年間の米景気拡大が

1.3ポイント下押しされる」との推計を明らかにした。

同報告の作成にはプリンストン大学やシカゴ大学経営大学院の教授 らも参加した。