フェルドシュタイン教授:米景気は停滞-リセッション入りの可能性も

米ハーバード大学のマーティン・フェルド シュタイン教授は28日までにブルームバーグテレビジョンのインタビューに応 じ、6年続いた景気拡大が昨年12月と今年1月に終わったとの認識を示し、米 国がリセッション(景気後退)入りした可能性も指摘した。

全米経済研究所(NBER)所長を務める同教授は「12月と1月の統計は 基本的に横ばいから低下を示した。簡潔にまとめると、経済活動は停滞状態に達 している。つまり現時点では上昇も下降もしていないということだ」と語った。

米国のリセッション入りはNBERの委員会が判定し、フェルドシュタイン 教授は同委員会のメンバー。リセッションが始まったとの公式宣言は、あるとし ても、あと数カ月かかる可能性があると同教授は語った。

フェルドシュタイン教授は「問題は次に何が起きるかだ」とした上で、「そ れを私が予想せねばならないとするなら、景気のさらなる軟化であり、従って実 際にリセッション入りした確率は五分五分以上あると言えるだろう」と語った。

米商務省が28日に発表した昨年第4四半期(10-12月)の実質国内総生産 (GDP、季節調整済み)改定値は前期比年率0.6%増加。また、1月の非農業 部門雇用者数は約4年ぶりに減少した。

NBER所長を今年退任するフェルドシュタイン教授は、米金融当局が利 下げを継続すると予想。ただ、景気がいったん回復すればインフレ圧力に対応す るため、利上げの必要性に迫られるとの見通しも示した。

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