与党、予算案など29日夜に衆院通過方針-日銀人事案の扱いに影響も

自民、公明の連立与党は29日、2008年度 予算案や道路特定財源の揮発油税(ガソリン税)の暫定税率維持などを柱とする 租税特別措置法改正案を同日夜に衆院通過させる方針を決めた。自民党の小坂憲 次国会対策筆頭副委員長、伊吹文明幹事長が29日午前、国会内で個別に行った 記者会見で明らかにした。

民主党の鳩山由紀夫幹事長は27日、ブルームバーグテレビジョンのインタ ビューで、「与党が08年度予算案について強行採決のそぶりを見せているなか で、日銀総裁人事を冷静に扱うのは無理だ」と述べており、次期日銀正副総裁人 事の取り扱いに影響が出る可能性も出てきた。政府は近く衆参両院の議院運営委 員会の「合同代表者会議」に日銀人事案を提示する。

日銀の福井俊彦総裁と武藤敏郎、岩田一政の両副総裁は3月19日に任期満 了を迎える。自民党の大島理森国会対策委員長は21日、民主党の山岡賢次国会 対策委員長との会談で、武藤氏を総裁に昇格させる政府案を非公式に打診してい る。

鳩山氏はインタビューで、「3月19日になって次期日銀総裁を空席にして はいけない。そうなって民主党に対する批判が強くなることをわれわれは警戒し なければならない」とも述べている。

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