AIG投資顧問横山氏:CPI予想範囲、月末要因で10年債は1.4%割れ

AIG投信投資顧問ポートフォリオマネジ ャーの横山英士氏は29日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、 朝方発表された全国消費者物価指数(CPI)の分析や債券相場の見通しについ て、以下のようにコメントした。

全国CPIは生鮮食品を除くコアが前年同月比0.8%上昇したことについて:

「予想が0.9%上昇だったので、ほぼ予想の範囲内の数字。市場はこのへん の数字をすでに織り込んでおり、市場への影響はそれほどないと思う。この数字 で利上げ観測が高まることはないと思うので、影響は限定的だろう」

前日の水野温氏日銀審議委員の講演について:

「利上げについては慎重なトーンになってきており、利上げは考えにくい。 一方で、利下げについても、このところ観測が高まっているが、可能性としては まだ低いと思う」

きょうの債券相場の見通し:

「引き続き海外市場をみながらの展開が続くのではないか。きょうの国内債 は強く始まる可能性が高い。米国はリセッション(景気後退)の可能性はまだ低 いと考えているが、市場ではしばらく警戒感は続くと思う。米連邦準備制度理事 会(FRB)の金融政策への注目度は高い」

「米国も底堅く安定的な動きにはなっているので、国内も狭いレンジでの動 きが続く可能性が高いとみている。しばらく1.4%台のレンジを抜け出すのは材 料的には難しいのではないか」

「ただ、米金利低下の影響と、国内の月末要因で今月はインデックス(指 数)長期化幅が大きいこともあり需給面で支えられるだろう。きょうに関しては、

1.4%を下回る場面も想定しておくべき。新発10年債利回りは1.37%ぐらいま ではあるのではないか」

--共同取材:大塚美佳 Editor:Hidenori Yamanaka、Tetsuzo Ushiroyama

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