米ゴールドマン:トレーディング部門で4人を共同責任者に起用

米証券最大手のゴールドマン・サックス・ グループは28日、同社最大の収入源であるセールス・トレーディング部門に 4人の共同責任者を指名した。

社内文書によると、デービッド・へラー氏(41)、エドワード・アイスラ ー氏(38)、パブロ・サラーメ氏(42)、ハービー・シュワルツ氏(43)の4人 が同部門の共同責任者に指名された。債券、株式、通貨および商品のセールス とトレーディングを監督する。ゴールドマンの広報担当者マイケル・デュバリ ー氏は28日、社内文書の内容を肯定した。へラー、シュワルツ両氏はニュー ヨーク、アイスラー、サラーメ両氏はロンドンを拠点としている。

ブルームバーグのアナリスト調査では、今年のゴールドマンの業績は、企 業融資や不動産の価値低下や株式の値下がりで23%減益が見込まれている。ゴ ールドマンは昨年、同業他社を苦しませた住宅ローン関連債券の損失を逃れ、 過去最高益を記録した。03年から証券部門の運営の一助を担ってきたマイケ ル・シャーウッド、マイケル・エバンズ両氏は27日に副会長に指名され、同 部門を引き続き監督する。

28日のニューヨーク証券取引所で、ゴールドマン株は前日比4.10ドル (2.3%)安の176.70ドルで取引を終えた。同社株は年初から17%余り下落。 今後、評価損が出る可能性があることや、投資銀行業務に対する需要鈍化が利 益圧迫要因になるとみられている。

共同責任者となる4人のうち、ヘラー氏には東京の株式トレーディング部 門担当や日本の株式部門共同責任者の経歴がある。同氏は1996年からパート ナーとなり、グローバル株式トレーディングを担当している。

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