【注目株】帝人、東芝、ダイキン、任天堂、JFE、イオン、ソネトE

29日の材料銘柄は以下の通り。

帝人(3401)、三菱ケミカルホールディングス(4188):29日付の日本経 済新聞朝刊によると、国内の炭素繊維メーカーが2010年をめどに相次ぎ自動 車用部材の量産に乗り出す。帝人と三菱化学が新たに本格参入、東レ(3402) を含め3社が量産に踏み切るという。

東芝、IHI(6502、7013):29日付の読売新聞朝刊は、東芝とIHIが、 原子力発電所の設備を含むエネルギー・プラント事業で包括提携交渉に入った ことが明らかになったと報じた。IHIの同事業部門を別会社にして、東芝が 出資する案などを検討している。複数の関係者によると、東芝が28日までに IHI側に包括提携を打診したという。

ダイキン工業(6367):中国の家庭用エアコン最大手の珠海格力電器(広 東省)と提携すると、29日付の日経新聞朝刊が報じた。日本向け家庭用小型エ アコンを年間約50万台、格力に生産委託するといい、世界市場開拓に向けた 低価格・省エネ型機種の共同開発の検討も始めるとしている。

任天堂(7974):ゲーム雑誌「ファミ通」を発行するエンターブレインが 28日に発表した2月の国内ゲーム機販売統計によると、任天堂の据え置き型ハ ード「Wii(ウィー)」の販売台数が、価格が安い携帯型を含む全ゲーム機 で初めて首位となった。「Wii」の販売台数は33万1627台。2位は任天堂 「DS Lite」の23万298台。集計対象期間は1月28日-2月24日。

JFEホールディングス(5411):発行総額3000億円の転換社債型新株 予約権付社債(CB)の発行を決議したと発表。劣後債形式で、みずほコーポ レート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行に割り当てる。調達資金は、 設備投融資資金(1780億円程度)、自己株取得(1200億円程度)に充当。

NTTデータ(9613):29日付の日経新聞朝刊によると、NTTデータは 国内最大規模のIP(インターネットプロトコル)電話システムを第一生命保 険から受注した。第一生命の全国2000拠点すべての社内電話を約3万台のI P電話に置き換え、通信コストを最大50%引き下げるとしている。

商社株:大和総研が上場主要300社のアナリスト予想を28日に見直した ところ、2008年度の経常利益は07年度予想比4.2%増になりそう。円高や原 材料高の影響などから前回予想の6.6%増、また07年度予想の8.3%増からは 減速になるが、資源高の恩恵を享受する総合商社、半導体部門の改善が貢献す る電機などが全体のけん引役になるという。

イオン(8267):08年2月期の連結純利益が前期比24%減の440億円に なったもようと28日に発表。従来の予想は600億円-630億円。また、今後の グループ経営について中核事業を選択し、その他事業の縮小方針を示した。今 後3年間は、M&A(企業合併・買収)を含めた総投資額を過去3年間実績 (合計約1兆2000億円)の70-75%に抑制。中核事業は、一定の収益規模や 中国・アジアへ展開できることなど3つの基準から選択する。

イオンクレジットサービス(8570):2008年2月通期の業績予想を下方修 正。連結純利益は前期比13%減の180億円と、従来予想(207億円)を27億 円下回る。カードキャッシング取扱高が計画未達となったほか、低金利の融資 残高が増えたことも響いた。

ソネットエンタテイメント(3789):札幌証券取引所アンビシャスに上場 するオンラインゲームサービス提供のゲームポット(3792)の株式および新株 予約権を公開買い付け(TOB)により取得し、完全子会社化すると発表した。 オンラインゲームを中核に据えるソネットEのエンタテインメント戦略の一環。

コナミ(9766):東京電力(9501)子会社でフィットネスクラブ運営のス ポーツプレックス・ジャパン(SPJ、東京・港)を買収すると発表した。東 電が保有するSPJ発行済み株式の約86%分を取得する。買収金額は明らかに していない。

パーク24(4666):今期第1四半期(07年11月-08年1月)の連結純 利益は前年同期比21%減の15億5200万円にとどまる。06年6月の道路交通 法改正に伴う一時的な駐車場稼働率の上昇効果が収束してきたほか、開発営業 人員の増強、本社移転による地代家賃の上昇などが影響した。

わらべや日洋(2918):08年2月通期の業績予想を下方修正。連結純利益 は前期比46%増の16億5000万円を見込む。従来予想の21億4800万円からは23% の減額。販売先のコンビニ業界で競争が激化、特に既存エリアの売上不振の影 響を受け、売り上げが伸び悩んだ。材料費の高騰によるコスト負担増も響く。

日本トイザらス(7645):08年1月通期の業績予想を下方修正。単独純利 益は2億5000万円(従来予想10億円)を見込む。前期は12億円の赤字だっ た。クリスマスシーズンにゲーム商材の売り上げが振るわなかった。一部の店 舗などについて、減損処理を実施したことも利益の押し下げ要因。

福田組(1899):08年6月中間期の連結最終損益は57億円の黒字見通し となった。従来予想は1億5000万円の黒字。前年同期は18億2100万円の赤 字だった。産業廃棄物処理業を手掛ける連結子会社を売却することによる。

パレモ(2778):2月度の既存店売上高は前年同月比7.8%減となった。 冬物在庫処分はニット・ジャケットを中心に比較的順調に推移したが、気温の 低い日が続いたことから、春物アイテムの売り上げが苦戦した。

ジャルコ(6812):テレビなどのAV用コネクタなどを製造。コネクタの 受注伸長、携帯電話用部品への参入効果などは見られたが、上期の売り上げの 落ち込みを補えず、また利益面では金属素材料や労務費の高騰などから海外生 産子会社の製造原価低減が遅れている。08年3月期の連結営業損失見込みを従 来の4億3000万円の赤字から、8億7000万円に減額修正。前の期は6億3500 万円の赤字。

アプラス(8589):新生銀行(8303)傘下の信販会社。同行を引き受け先 に優先株式発行で最大500億円を増資すると発表した。1株当たり2000円が 下限、株数は2500万株を上限とし、日程などを調整中。IT(情報技術)イ ンフラ投資を通じて与信判断や回収能力を高め、競争力を強化するのが狙い。 増資に伴う業績予想修正はないという。

フォスター電機(6794):米国におけるオーディオメーカーとの技術面、 営業面の連携強化を狙い、米国ボストンに営業オフィスを4月に開設する。

福島銀行(8562):7日開催の取締役会の決議を受けて取得した自己株式 1073万7383株について、3月7日付で消却すると発表。1株当たり株価指標 の向上により、株主への利益還元を図る。消却分は発行済み株式総数の4.46% に相当。

テイツー(7610):新品・中古ゲームの販売が好調に推移、08年2月通期 の連結営業利益見込みを従来計画の12億4000万円から13億8000万円(前期 比33%増)に増額修正した。

アスクル(2678):2月度の売上高は前年同月度比10.2%増。平日が1日 多いため、稼働日修正後の伸長率は5.5%になるという。

かどや製油(2612):08年3月期末の配当金について従来の1株当たり 30円の普通配に加え、5円の設立50周年記念配を実施する。年間で35円配を 予定、前期は35円配。

日本ビルファンド(8951)などJ-REIT:東京証券取引所グループは 28日、不動産投資信託(REIT)が投資して運用する不動産について、これ まで国内に限っていた規制を撤廃して海外不動産も組み込めるようにすると発 表した。5月をめどに実施する。諸外国では投資対象に規制がないのが主流で、 東証は日本のREITも投資の魅力や競争力を高める必要があると判断した。