フレディマック:10-12月は過去最大の赤字、見通しなお「慎重」

米住宅金融のフレディマック(連邦 住宅貸付抵当公社)が28日発表した2007年10-12月(第4四半期)決 算は、純損益ベースで過去最大の24億5000万ドルの赤字だった。住宅 ローンの返済不履行増加で信用コストが上昇したことが響いた。

発表資料によると第4四半期の純損失は1株当たりでは3.97ドル。 同社は20億ドルの損失を出した前期とほぼ変わらない決算を予想してい た。前年同期の純損失は4億100万ドル(1株当たり73セント)だった。

住宅差し押さえ件数の増加や住宅ローン返済不履行の拡大がフレデ ィマックとファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)の損失につながった。フ レディマックのリチャード・サイロン最高経営責任者(CEO)は今年 の展開について、引き続き「極めて慎重に見ている」と表明。その後の 投資家向け電話会議では「低迷を乗り切るための」資本は十分にあると 述べた。

同CEOは「住宅市場の低迷がどのくらいの期間続くかは誰にも分 からない」と語った。また住宅市場の崩壊は「われわれの世代では全く 前例のないもの」であり、住宅価格はこれまでのところ、考えられる低 下幅の3分の1ほど下げているに過ぎないとの見方を示した。

10-12月期決算には主にデリバティブ契約に関連した評価損などの 非金利コスト21億ドルと、信用コスト9億1200万ドルが含まれる。フ レディマックは信用損失が08年通期には22億ドルに、09年には29億 ドルに拡大すると予想している。

フレディマックのアンソニー・ピッツェル最高財務責任者(CF O)はインタビューで、同社の保証事業の収入が今年、10%増加すると の見通しを示した。

フレディマックの株価はニューヨーク時間、前日比60セント安の

24.49ドルで取引を終えた。