イオン:08年2月期純利益24%減の400億円、従来予想下回る(2)

総合スーパー国内最大手のイオンは28日、 2008年2月期の連結純利益が前の期と比べ24%減の440億円になったもようだ と発表した。従来の予想は600億円-630億円としていた。傘下のカード子会社 や米アパレル子会社の不振のほか、持ち分法適用会社のダイエーの株式が簿価を 下回る状況が続いており135億円の減損処理をすることなどが響く。

売上高は同6.1%増の5兆1200億円(従来予想は5兆1350億円超)、営業 利益が同20%減の1520億円(同1670億-1720億円)、経常利益も同15%減の 1600億円(同1770億-1820億円)にそれぞれ下方修正した。

傘下のイオンクレジットサービスでカードキャッシング取扱高が想定を下回 っていることなどにより、営業利益が従来予想を80億円下回る見通し。米アパ レル子会社タルボットも米国の消費低迷などにより不振、通期の既存店売上高が 前年比5.5%減にとどまる見込み。

イオン単体では、第4四半期の既存店売上高が前年同期比0.5%増となった ものの、想定水準にいたっておらず、通期で前の期比0.4%減にとどまる見通し。 利益率の高い衣料品が売れず在庫処分が増えたことなどにより、粗利益率は第4 四半期で0.5ポイント低下し、通期の営業利益も前期を下回る。

イオンの株価終値は前日比16円(1.2%)安の1323円。