アジア株:MSCI指数、今週初の下落-円高や豪銀行見通しを嫌気

28日のアジア株式市場では、MSCIアジ ア太平洋指数が今週初めて下落した。自動車メーカーや金融株が安い。円高・ ドル安に加え、ゴールドマン・サックスJBウエアがオーストラリアの銀行の 目標株価を引き下げたことが下げ要因となった。

円がドルに対し3週間ぶり高値となったことから、日本株はトヨタ自動車 を中心に売られた。東京エレクトロンは、経済産業省が発表した1月の鉱工業 生産指数が予想を大きく下回ったことを受け、下落。豪ナショナル・オースト ラリア銀行は、2週間で最大の下げとなった。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マネジメン ト(シドニー)で1280億ドル相当の運用に携わるハンス・キューネン氏は、豪 州での「利上げと銀行利益の伸び鈍化が、金融株を本当に圧迫している」と述 べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時55分現在、前日比0.4%安 の148.90。前日までの3営業日で4.1%上昇していた。日経平均株価は前日比 105円79銭(0.8%)安の1万3925円51銭で終了。豪州のASX200指数は2% 安で引けた。