2月の独失業率:8%、15年ぶり低水準-失業者7万5000人減(2)

ドイツ連邦雇用庁が28日発表した2月の雇 用統計によると、失業率(季節調整済み)は8%と、前月の8.1%から低下し、 1992年11月以来約15年ぶりの低水準となった。穏やかな天候に加え、機械や 乗用車に対する世界的な需要が、企業の労働力増強につながった。

2月の失業率は、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者38人の 予想中央値と一致した。2月の失業者数(季節調整済み)は前月比7万5000人 減の334万人となった。

世界的な景気減速や最高値水準にある原油価格、ユーロ高にもかかわらず、 欧州一の経済大国であるドイツでは、輸出や国内投資が賃金増加を下支えしてい る。投資家心理や企業景況感も改善した。また気象当局によれば、2月の天候は 例年になく温暖で乾燥していた。

連邦雇用庁のフランクユルゲン・ワイズ長官は、ブルームバーグテレビジョ ンとのインタビューで、2月の失業率低下について「穏やかな天候が寄与し、非 常に良い結果となった」と述べ、「内需は中小企業、特に機械製造業の雇用が好 調で、非常に高水準で安定している」と指摘した。