欧州債:上昇、2年債利回り3.28%-景気減速懸念で国債需要高まる

欧州国債相場は上昇。世界的な株安に加え、 対ドルで過去最高値を更新したユーロが欧州の経済成長を抑制するとの懸念が広 がり、安全投資としての国債需要を押し上げた。

ドイツ2年債利回りは2日連続で低下した。バーナンキ米連邦準備制度理事 会(FRB)議長が追加利下げを示唆したことを受け、欧州中央銀行(ECB) はインフレが加速しているにもかかわらず、利下げを余儀なくされるとの観測が 広がった。2月のフランスの消費者信頼感指数は過去最低まで落ち込んだ。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、ペーター・ミューラー氏(フランクフ ルト在勤)は、「ECBは利下げを渋っているが、向こう数週間のデータで米利 下げが景気浮揚に結びつかなかったことが示されたら、避けることはできなくな るだろう」との見方を示した。「ユーロがドルに対して上昇したのも、利下げ観 測を支えた」と指摘した。

2年債利回りはロンドン時間午後4時1分までに、前日比9ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)下げ3.28%。同国債(2009年12月償還、表面利回 り4%)価格は0.15ポイント上げ101.21。10年債利回りは8bp下げ4.01% となった。

世界の株式相場の指標であるMSCI世界指数は前日比0.9%下落した。年 初来では6.2%下げている。

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