アジア株:今週初めての下落-自動車や家電メーカー安い、円高受け

28日午前のアジア株式市場では、MSCI アジア太平洋指数が今週初の下落となっている。自動車や家電のメーカーが安い。 円が対ドルで上昇したことが材料視されたほか、米追加利下げでも米経済のリセ ッション(景気後退)入りは防げないとの懸念が強まった。

円がドルに対し上昇したことが嫌気されトヨタ自動車は下落。ショッピング センターの所有で世界最大の豪州のウエストフィールド・グループは、1月の米 新築住宅販売と米製造業耐久財受注が予想を下回ったことを受け、売られた。オ ーストラリア2位の自動車・住宅保険会社サンコープ・メットウェイは減益決算 が嫌気され大幅安となった。

野村証券金融経済研究所の若生寿一シニアストラテジストはブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、円高に加え、市場が若干過熱気味のようであ り、相場上昇は一服したと指摘した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前10時5分現在、前日比0.8%安 の148.39。前日までの3営業日で4.1%上昇していた。