スイスのUBS株主総会:増資向け転換社債発行を承認-株価上昇

スイスの銀行最大手、UBSが27日バーゼ ルで開いた株主総会は、同行が資本増強に向けて130億スイス・フラン(約1兆 3000億円)相当の転換社債をシンガポール政府投資公社(GIC)と中東の投 資家に売却する計画を承認した。同行は米国のサブプライム(信用力の低い個人 向け)住宅ローン関連で190億ドル(約2兆円)の評価損を計上していた。

マルセル・オスペル会長は総会に出席した約6500人の株主に対し、増資が UBSの「現在直面している問題解決への鍵だ」と言明。さらに「金融サービス 業界で続いている不確実性に照らし、こうした総合的な解決策を見いだせたこと をうれしく思う」と語った。同会長はまた、辞任する計画がないことも強調した。

資本増強計画の株主承認を受け、UBS株はチューリヒ市場で上昇。一時は

1.7%高となった。同日終値は前日比0.38スイス・フラン(1%)高の37.48 フラン。