東京白金:ストップ安、海外プラチナの上昇一服で-円高基調も嫌気

東京工業品取引所では白金相場が大幅反 落。期近物を除く全限月が値幅制限いっぱいの下落(ストップ安=240円安) まで売り込まれている。南アフリカ共和国のプラチナ減産観測が材料として新 鮮味を弱めるなか、海外のプラチナ相場の上値が重くなっているほか、国内市 場では為替のドル安・円高基調への警戒感も強まった。

岡地・投資相談部の重本貴樹コモディティアドバイザーは、海外のプラチ ナ現物は需給ひっ迫を見込んで買い進まれたが、ここからは南アの実際の減産 幅を確認したい雰囲気だと指摘。「国内の期先物は1月22日の直近安値から 今月22日の高値まで1カ月間も買われて、心理的な達成感が出始めている。 証拠金引き上げもあって買い方は手仕舞い売りを出しやすい」ともいう。

期先の2009年2月物は前日比150円安の1グラム当たり7107円で取引を 始め、開始後こそ7144円まで下げ幅を縮める場面があった。しかし、日中取 引ではじりじりと下げており、午後遅くにはストップ安の水準まで売り込まれ た。

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