UBSのオスペル会長:「前線」離脱せず責務まっとうへ-株主総会

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スイスの銀行最大手、UBSのマル セル・オスペル会長は27日、資本増強計画の承認を問う株主総会で、収 益性の回復を目指す「前線」にとどまることが自らの責務だとの考えを 表明した。

同会長は約6500人の株主に向けて、「状況は十分に理解している。 このところの展開に大いに失望しているとの声を頻繁に耳にする」と述 べ、「自分の責任を放棄するような軽率なまねは決してしない。当社が 成功への道に立ち戻れるよう全力を尽くす」と語った。

同会長はすでに2007年のボーナス辞退を表明している。同会長によ ると、マルセル・ローナー最高経営責任者(CEO)も特別報酬を辞退 した。同行が創業以来初の通期赤字を計上したことを受け、一部の投資 家の間ではオスペル会長の辞任を求める声が上がっているほか、同行も 会長任期を3年から1年に短縮することを提案している。

同行株主はこの日、130億スイス・フラン(約1兆2770億円)相当 の転換社債発行について投票する。

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