欧州債:2年債上昇、利回り3.37%-独消費者信頼感指数で利下げ観測

欧州国債市場では、ドイツ2年債相場が上 昇した。ドイツの消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準にとどまったことを受け、 欧州中央銀行(ECB)が景気下支えのために利下げに踏み切るとの観測が広が った。

利下げ観測を背景に、ドイツ2年債に対する10年債の上乗せ利回りが拡大 した。欧州の株式相場が下落し、社債保有リスクが高まったことも、安全投資と しての国債需要を高めた。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロニー氏(ロ ンドン在勤)は「ユーロ圏景気が弱まりつつある兆候が、独消費者信頼感指数な ど各種データで示唆された」と指摘。「ECBは利上げよりも利下げに傾いてい る」との見方を示した。同氏は6月の利下げを予想している。

2年債利回りはロンドン時間午後5時33分現在、前日比3ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)下げ3.37%。同国債(2009年12月償還、表面利回 り4%)価格は0.04ポイント上げ101.06。一方、10年債利回りは1bp上げ

4.09%。2年債と10年債の利回り格差は3bp拡大し72bpと、21日以降で最 大となった。

JPモルガン・チェースによれば、欧州企業50社の高リスク・高利回り債 を中心とするマークイットiTraxxクロスオーバー指数のCDSスプレッド は21bp上昇の557bpとなった。

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