ホンダ社長:原材料鉄鋼高の製品転嫁は難しい-アルミ部品へシフトも

ホンダの福井威夫社長は27日、都内で講 演後の質疑で、原材料の鉄鋼価格上昇を自動車価格に転嫁するのは難しいとの 見解を示し、「さまざまな努力をしていかなければならない」と強調した。ま た、自動車部品にはアルミニウムが使用されてきていると指摘したうえで、鉄 鋼価格が上昇すればアルミの使用が増えていくだろうと述べた。

福井社長は鉄鋼の値上げに関して、話が来ているがまだ確定したものでな いとし、「これから個別に話があるのだと思っている」と語った。また、顧客 が自動車価格への転嫁を受け入れないだろうとの見方を示し、顧客に迷惑をか けないのが自動車メーカーの責任だと強調、コスト削減など、さまざまな努力 をしていく考えを示した。

米国の自動車市場について、福井社長は、ホンダだけをみるとフロリダや カリフォルニアが前年比で落ちているとしながらも、東海岸や中西部は伸びて いると指摘。そのうえで、「ホンダは米国全体で弱くなっているとは思ってい ない」と語った。ただ、「スモールシフトは起きている」と述べた。