PIMCOグロス氏:投資家が持つ新たな「ばば」は入札不調の優先株

債券ファンド最大手、米パシフィック・イ ンベストメント・マネジメント(PIMCO)の投資責任者ビル・グロス氏は 26日までに、投資家の取引をばば抜きに例え、クローズドエンド型ファンドが 販売した入札方式の優先株(ARPS)が最も新しい「ばば」との見方を示した。

グロス氏はPIMCOのウェブサイト上で、1660億ドル(約17兆8100 億円)規模のARPS入札が失敗に終わったのは信用収縮が続くことを示す最も 新しい兆しだと述べた。

同氏は「そしてゲームは続いていく」と指摘。「ここ最近はオークション・ レート・プリファード・ストックとして知られる資産も加わり、驚くべきことは、 この資産の保有者がゲームに参加してしまったことに気付いていなかったとい うことだ」と語った。

グロス氏はさらに電子メールで、PIMCOの販売分も含めてARPSの購 入を投資家は「十分考え抜くべきだった」と語った。ウェブサイトによれば、P IMCOの親会社の独アリアンツは18のクローズドエンド型ファンドを持つ。

ARPSは7日、28日、35日ごとに実施される入札で配当率が決まる。こ こ数週間は、米金融保証会社(モノライン)の格下げ懸念などを受け、入札が不 調に終わって一部投資家が保有株を売却できない状況になっており、一部の州の 当局者が調査に乗り出している。

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