スイスのUBS:資産運用部門の株式共同責任者マドセン氏が退社へ

スイス最大の銀行、UBSは26日、資産運 用部門の株式共同責任者、トーマス・マドセン氏(51)が退社することを明らか にした。同氏はUBSに8年間在籍していた。

UBS広報担当のカリーナ・バーン氏(ニューヨーク在勤)は、もう1人の 共同責任者ジョン・レナード氏が、株式チームの世界責任者として職務を引き継 ぐことを明らかにした。マドセン氏は同日、電話インタビューで「先に進むべき 時期にきていた」と述べた上で、当座の計画がないことを明らかにした。バーン 氏によれば、マドセン、レナードの両氏とも、シカゴを拠点としている。

UBSは昨年、サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連証券 の価値低下で180億ドル(約1兆9320億円)余りの評価損を出しており、チュ ーリヒ市場のUBS株は年初から29%下落した。UBSは資本増強のため、シ ンガポールと中東の投資家への転換社債売却を提案している。

UBS資産運用部門には2006年に370億スイス・フラン(約3兆7000億 円)余りの資金が入ったが、07年には157億フランの純流出となった。

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