米社債の信用リスクが低下-モノラインの格下げ回避観測で

企業の信用力を取引するクレジット・デフ ォルトスワップ(CDS)市場で26日、米社債の信用リスクの指標が2週間ぶ りの低水準に低下した。世界の2大モノライン(金融保証会社)の米MBIA とアムバック・ファイナンシャル・グループは格下げを免れるとの楽観的な見 通しが広がったのが背景。

ドイツ銀行によると、北米の投資適格企業125社の社債のデフォルト(債 務不履行)リスクに連動するマークイットCDX北米投資適格指数は、6.5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の134.5bpと11日以来の低水準。 一時131.5bpまで低下する場面があった。

MBIAとアムバックのCDSスプレッド(保証料)は、昨年12月以来の 低水準に低下。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスタ ンダード・アンド・プアーズ(S&P)に続いて、MBIAの保険財務格付け を「Aaa」で据え置いたのを受けた。

アラディン・キャピタル・マネジメントの調査担当責任者スコット・マク ドナルド氏は「金融市場のある程度の安定回復に向けた一歩だ」と指摘。「ト ンネルはまだ抜けていないが、少なくとも道が存在することは大体分かった」 と語った。

JPモルガン・チェースによると、投資適格級の欧州企業125社の社債の デフォルト・リスクに連動するマークイットiTraxx欧州指数のCDSス プレッドは、12.5bp低下の102。

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