1月米生産者物価指数:前月比1%上昇、コア指数は0.4%上昇(2)

(第3段落以降を追加します)

【記者:Bob Willis】

2月26日(ブル-ムバ-グ):米労働省が26日に発表した1月の生産者物 価指数(PPI)全完成品は前月比1%上昇し、ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト予想中央値は0.4%上昇を上回った。燃料や食品、薬品 コストが上昇し、経済成長が鈍化するなかでもインフレが加速する可能性が示 唆された。前月は0.3%低下と、速報値の0.1%低下から修正された。

食品とエネルギー価格を除いたコア指数は0.4%上昇(前月は0.2%上昇)と、 約1年ぶりの大幅な伸びだった。市場予想は0.2%上昇だった。

前年比ではPPI全完成品が7.4%上昇した。これは1981年10月以来最大の 上昇率。コア指数は同2.3%上昇した。

エネルギー価格、食品価格

エネルギー価格は前月比1.5%上昇(前月3%低下)した。ガソリン価格は

2.9%上昇。食品は1.7%上昇した。伸び率は2004年10月以来最大。処方箋・ 市販薬は前月比1.5%上昇と、2006年5月以来の最大。

ウニクレディトHVBの米国担当チーフエコノミスト(ニューヨーク在勤)、 ロジャー・クバリッヒ氏は、「統計内容からはインフレ圧力の高まりが見られ る」と語った上で、「今のところ連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレ 圧力の問題を二の次ととらえ、まずは金融市場の混乱を鎮めることを最優先す るだろう」と続けた。