米ダウ・ケミカルアジア社長:中国を3年後にも2位に-地域別売上高

米化学最大手のダウ・ケミカルのジム・ マッキルベニー・アジア・太平洋地域社長は26日、都内でブルームバーグ・ ニュースに対し、同社の地域別の売上高で現在3位である中国について、自動 車事業を中心に売り上げを伸ばし今後3年から4年で米国に次ぐ2位に引き上 げる方針を明らかにした。

マッキルベニー社長は、現在、中国の上海市に建設中の新規技術センター は9月に完成するだろうと前置きしたうえで、「ダウの世界的な水準からみて も大規模な技術センターが完成する。このセンターを中心に、中国経済の成長 にあわせ、この地域での売上高はダウ売上高の構成比で2位となるだろう」と 語った。

そのうえで、けん引するセクターとして、急速な生産が続く自動車事業を 中心に建設、電子材料、化粧品など幅広い分野で売上高の拡大を見込んでいる として、中国におけるダウの存在感を一段と高め、ダウの収益の柱の一つとす る考えを示した。

さらに同社長は、「中国では多くの分野で成長が期待できるビジネスがま だまだ多い。アジア太平洋地域の責任者としては、今後日本の企業などとも連 携しながら、中国でのビジネスを拡大することも視野に入れている」と述べた。 同社長によると、同社の中国の2007年12月期売上高は前年比で24%増を達成 したが、今後も同水準の高い成長が期待できるだろうとの見通しを示した。