米リーマン:日本で排出権取引を開始へ-国連認証排出権を売却

米証券4位のリーマン・ブラザーズ・ホー ルディングスは、日本で国連認証排出権(CER)の取引を開始する見通しであ ると発表した。同社によると、日本でのCERの売買を認可されたのは、日本以 外の銀行としては初めて。

リーマンが電子メールで発表した文書によると、同社は環境省と経済産業省 の認可を受け、日本の登録簿に口座を開設した。

リーマンが取引する予定のCERは、1997年に採択された京都議定書の 「クリーン開発メカニズム(CDM)」の規定に基づき、二酸化炭素(CO2) の排出量を軽減するプロジェクトに対して発行される。

リーマンのCO2排出権の世界責任者、ローラン・セガレーヌ氏は文書のな かで「各国の排出権市場が発展し、世界的なCER市場を通じて結び付いていく なか、世界のCO2排出権市場は急速に形成されつつある」としている。

文書によると、リーマンは、ロンドンのCO2排出権取引部門の支援の下で、 中国、インド、中南米でのプロジェクトを通してCERの取得を目指している。

セガレーヌ氏は25日の電話インタビューで、日本は京都議定書に規定され た削減目標の達成を目指しているため、日本での売却量は今後5年間で約5億ト ンに達する可能性もあるとの見方を示した。