1月米中古住宅販売480万戸に減少か、経済成長の足かせに-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関63社を対象に実施した調査によれば、全米不動産業者協会(NAR)が 25日に発表する1月の米中古住宅販売件数は前月比1.8%減の年率480万戸 (予想中央値)と、1999年に統計を取り始めて以来、最低になったもようだ。 住宅不況の深刻化を示唆する内容になり、2008年の経済成長を圧迫する一因に なるとみられている。

住宅差し押さえの増加で売れ残り住宅が一段と増え、不動産価格を押し下 げている。住宅購入希望者がさらなる値下がりを見込んで購入を手控えている 可能性もある。住宅調整は3年目に入っても続き、米経済をリセッション(景 気後退)に近づけつつある。

ドレスナー・クラインオート(ニューヨーク)のエコノミスト、ダナ・サ ポータ氏は「売れ残りの住宅在庫は高水準で、住宅価格が引き続き下落してい ることから、住宅市場の展望は全体としてかなり厳しい様子だ」と述べた。

中古住宅販売件数は午前10時(ワシントン時間)に発表される。ブルー ムバーグ調査での予想レンジは465万-500万戸。

NARが1月24日に発表した07年の一戸建て販売件数は前年比13%減と、 1982年以来で最大の落ち込みとなっていた。