あいHD株が午後ストップ安、利益予想を大幅減額-下落率1位(2)

あいホールディングスの株価が午後に下げ 幅を拡大し、ストップ安(制限値幅いっぱいの下落)で取引を終えた。投資有 価証券の評価損や売却損といった特別損失などの計上を理由に、この日午後1 時半に2007年12月中間期の利益が従来計画を大きく下回ったもようと発表し た。08年6月通期予想も下方修正したため、業績の先行きを不安視した売りが 膨らんだ。

終値は前週末比100円(18%)安の460円と、07年5月以来の安値に沈ん だ。下落率は東証1部1位。

中間期の連結純利益は従来予想比87%減の1億1200万円に落ち込んだもよ う。同社の山田貴志・広報室長によると、映像セキュリティーやカードセキュ リティーなどを手掛ける国内外の子会社4社を対象に、投資有価証券などの評 価損や売却損として7億3300万円を特別損失に計上した。

このほか、貸倒引当金繰入額や在庫評価損、円高進行による為替損失も計 上した。

中間期の業績下方修正を踏まえ、08年6月期の連結純利益予想は10億9000 万円と、従来から44%下方修正した。急激な円高への対応策として下期の為替 前提を1ドル=105円に見直したことも響く。会社側は「これ以上業績予想を下 げることがないよう、慎重な計画にした」(山田室長)と説明している。