大証株が反発、米ISEと株オプション取引で協力-新市場設立も(2

大阪証券取引所の株価が反発。米インター ナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)と新たなオプション取引プラ ットフォーム導入で相互協力の覚書を締結したと発表した。日本株のオプショ ン取引で新市場設立やシステムの共同開発などで相互に協力するとしており、 業容拡大期待が高まった。株価終値は前週末比1万5000円(2.8%)高の55万 4000円。

大証の米田道生社長は発表文で、「上場株券オプションの需要が高まって いる日本には、ワールドクラスのオプション取引の場を作り上げるすばらしい 機会がある」とコメントした。

発表資料によると、ISEは世界最大の株券オプション市場。現物株式取 引所であるISE証券取引所は約6000商品を取引しているという。大証広報の 高坂泰司氏は、「ISEとの連携で先進的なシステム開発が期待でき、現在の 株式オプションで取引できる130銘柄の拡大などで市場の活性化につなげたい」 と述べた。

市場ではこの日の株価の動きについて、「運用先が増えることが評価され たのではないか」(丸和証券調査情報部の大谷正之次長)との声が聞かれた。

先に報じた24日付の日経新聞によると、両社は株式オプションの新市場を 2009年に共同開設することで基本合意したようだ。同紙はまた、NYSEユー ロネクストとシカゴ・オプション取引所(CBOE)がそれぞれ東京証券取引 所に同様の市場開設を打診したことも判明した、と報じた。これについて東京 証券取引所広報部の三輪光雄氏はブルームバーク・ニュースの電話取材に対し、 「発表することは何もない」とコメントした。