OPEC:4-6月に原油需要は減少へ、減産の公算も-ヘリル議長

石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議 長は24日、原油需要は4-6月(第2四半期)に減少すると見込んでおり、 OPECは次回総会で減産に合意する可能性があるとの見解を明らかにした。

ヘリル議長はアルジェで記者団に対し、「われわれは市場により多くの原 油を供給しない方針だ」と語り、在庫は「極めて高水準にあり、世界の需要も 第2四半期に減少することが予想される。OPECは生産枠を据え置くか、引 き下げるかのどちらかだろう」と述べた。

OPEC加盟国は、北半球の冬期暖房需要の緩和で原油消費が通常減少す る第2四半期に、在庫や相場が落ち込むことを懸念している。OPECは3月 5日に総会を開く。

22日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)で原油先物4月限は前日 比0.6%高の1バレル=98.81ドルで終了した。先週の騰落率はプラス3.5% だった。原油先物相場は前年同期を62%上回る水準にある。

ヘリル議長は「原油相場が高いのは、観測や地政学的問題のためだ」と語 った上で、市場は「すでにOPECが減産するとの見方を織り込んでいる。だ から相場が上昇しているのだ」と述べた。