米ジェネンテックの「アバスチン」:FDAが乳がん治療薬として承認

抗がん剤で米最大手のジェネンテックは22 日、同社の主力製品である「アバスチン」が乳がん治療薬として米食品医薬品 局(FDA)から承認を得たと発表した。

同社発表によると、アバスチンはパクリタキセル(タキサン系の抗がん剤) との組み合わせによる化学療法での治療が認められた。アバスチンは、悪性腫 瘍(しゅよう)への血液供給を断ち切る効果が初めて確認された医薬品で、こ れまでに直腸がんと肺がん治療薬としての承認を受けている。

FDAの諮問委員会は昨年12月、アバスチンを乳がん治療薬として認める べきではないとの勧告を行っていたが、今回のFDAの決定はこの勧告を覆す 形になった。

RBCキャピタル・マーケッツ(サンフランシスコ)のアナリスト、ジェ ーソン・カンター氏によると、乳がん治療薬として認められたことで、アバス チンの今年の売上高は従来予想の26億ドルから7億1800万ドル増える見込み だという。

発表を受け、ジェネンテックの株価は22日の時間外取引で一時8.9%高の 78ドルを付けた。

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