米リセッション入り宣言は時期尚早-NBERの判定委員会メンバー

米国の景気サイクルを公式判定する全米経 済研究所(NBER)の景気サイクル判定委員会メンバー2人が21日までに、 景気下降を裏付ける証拠が増えていることには注目しているものの、リセッシ ョン(景気後退)入りを宣言するのは時期尚早だとの考えを示した。

同委員会を率いるスタンフォード大学のエコノミスト、ロバート・ホール 氏は、インタビューで「暗雲が立ち込めてきてはいるが、委員会が行動を起こ す時期には依然として程遠い」と指摘。「その時が来れば、われわれは電話会議 を行う」が、その予定を立てるのは「かなり早過ぎる」と述べた。

NBERのリサーチ・アソシエートで同委メンバーのビクター・ザーノウ ィッツ氏は、インタビューで「これが景気後退なのか景気減速なのかまだ分か らない」と説明。「リセッションに向けた動きになっている可能性はあるが、ま だ定着はしていない」と語った。同委ではメンバー間で電子メールや電話を使 い、経済指標をめぐる討議を続けているという。

最近の経済指標では、米国が2001年以来初めてのリセッションに向かって いる様子が示されているが、同委が景気転換点を特定するまでには通常、数カ 月を要する。

-- Editor: Brendan Murray, Chris Anstey

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