新光証の三浦氏:債券需給良好、来週は指標や水野日銀委員発言に注目

新光証券債券ストラテジストの三浦哲也氏 は22日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、債券相場の見通し について、以下のようにコメントした。

きょう債券相場の見通し:

「ここ一両日はかなり乱高下しているが、きょうは海外市場をみて反発スタ ートになると思う。フィラデルフィア連銀景況指数の下振れをみると、景気面か ら売りづらいという意識は強い」

「朝方は、海外市場を受けて買い戻し先行でスタートした後は、昼の福井俊 彦日銀総裁の講演や株価をにらみながらの展開になると思う。最近の福井総裁の 発言は、やや景気に慎重な見方だが、標準シナリオは崩していない。米連邦準備 制度理事会(FRB)や欧州委員会と、海外の経済成長率見通しははげてきてい るので、景気下振れにコメントがもう少し膨らんでくるか注目したい」

きょうの予想レンジ:

「先物は前日寄り付きレベルを上値に下は若干プラスを確保し、137円10 銭―137円60銭程度を見ておく必要があるだろう。新発10年債利回りは1.45% を割ったところでは、相場の上値が重くなるので、1.44%-1.48%程度か」

「この1カ月間は、米債が50bp以上も金利が上昇した中で、10年債利回り

1.4%台をはみ出ない。地合いは強いと思う」

来週の債券市場の見通し:

「月末にかけて経済指標が出るので、鉱工業生産を含めて経済活動のモメン タムをみたい。また水野温氏日銀審議委員の講演。景気にとって弱めのコメント や指標が出れば債券にとっては下値の買い材料となりサポートを受けるだろう。 高値警戒感がある中でトレンドレスの状態だが、徐々に下値を固める意識が強ま ってきている」

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