米失業保険申請件数:34.9万件に減少、4週平均は05年以来の最高

米労働省が21日に発表した16日に 終わった1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は34万9000 件と、前週から9000件減少した。ただ、申請件数は軟調な労働市場を示 唆するレンジにとどまった。また、ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト調査の予想中央値と一致。前週は35万8000件と速報値 の34万8000件から上方修正された。

4週間移動平均は36万500件(前週34万9750件)と、ハリケーン 「カトリーナ」の被害が影響した2005年10月以来の高水準となった。

UBSセキュリティーズのシニアエコノミスト、ジェームズ・オサ リバン氏は「失業保険申請件数は雇用統計の一段の鈍化さえ示唆してい る」と指摘。さらに、「リセッション(景気後退)を明確に示す十分な 統計はまだないが、こうした雇用関連ならびに他の指標の方向性は明ら かに景気後退を指し示している」と述べた。

失業保険継続受給者総数(季節調整済み)は9日までの1週間で 278万4000人(前週273万6000人)に増加した。失業保険受給者比率 は前週と同じ2.1%。

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