スリーコム買収:米政府は「公平かつ公正」な扱いを-中国が要請

米投資会社ベイン・キャピタルと中国の 通信機器メーカー華為技術が米ネットワーク機器スリーコム買収(22億ドル= 約2400億円)の承認申請を取り下げたことを受け、中国外務省の劉建超報道 官は21日、米国に対し「公平かつ公正」に扱うよう求めた。

北京で記者会見した劉報道官は、「買収は華為にとって通常の商業投資 だ」と語り、「米国の関係当局が今回の買収を公平かつ公正に扱い、中国企業 にとって平等で妥当な投資環境を構築することを望む」と続けた。

スリーコム買収をめぐっては、中国の軍事当局が米政府機関の使用するセ キュリティソフトウエアにアクセスできるようになるとして、米国側から懸念 の声が上がっていた。スリーコムのティッピングポイント部門は同セキュリテ ィソフトウエアを販売している。

こうした懸念を背景にベインと華為は20日、スリーコム買収の承認申請 を取り下げた。