世界のヘッジファンド、1月の運用成績は8年で最悪-調査会社(2)

シンガポールの調査会社ユーレカヘッジに よると、世界のヘッジファンドは1月の運用成績が少なくとも8年で最悪となっ た。米国がリセッション(景気後退)に向かっているとの懸念から、株価が世界 的に下落した。

ユーレカヘッジの暫定集計によると、世界に投資するファンド2467本の運 用成績を基に算出されるユーレカヘッジ・ヘッジファンド指数は1月に3.3%下 落し、2000年1月以来で最大の落ち込みとなった。昨年12月は0.7%上昇だっ た。

ユーレカヘッジによると、運用成績は株価の上げ下げを予想して投資するい わゆるロング・ショート運用のファンドが最も悪く、商品取引顧問業者(CT A)として知られる先物取引のファンドが最も良かった。世界の株式相場の指標 であるMSCI世界指数は1月に7.7%下落した。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の混乱が引き続き 懸念されるなか、地域別のヘッジファンド指数も下落した。日本や欧州、日本を 除くアジアに関する指数は、いずれも過去8年で最悪のリターンを示した。日本 に投資するファンド122本に基づくユーレカヘッジ日本ヘッジファンド指数は

3.2%下落だった。同様の欧州指数は2.6%、日本を除くアジア指数は6.8%そ れぞれ低下。ユーレカヘッジ北米ヘッジファンド指数は1.5%下落した。