テクモ株が大幅反発、人気ソフト投入で今期も増益基調-上ぶれ期待も

ゲームソフトメーカーのテクモ株が前日比 650円(5.1%)高の1343円と大幅反発。主力事業の新作ゲームソフトを相次い で発売することで、2008年12月期の連結営業利益が2けた伸びる見通しを前日 に発表した。前期も5割増益だったため、高成長持続を評価した買いが入って いる。

今期連結営業利益予想は前期比17%増の22億円。アクションゲームの「N INJA GAIDEN(ニンジャガイデン)」シリーズや、推理ゲーム「山村 美紗サスペンス」などを発売する予定。モバイルコンテンツ事業でも新作ゲー ムを投入するほか、オンラインゲーム事業では中国で事業を拡大する。ただ、 円高・ドル安の進行に伴って、海外で保有する資産に対する評価損を計上する ため、純利益は前期比横ばいの10億円を見込む。

コスモ証券投資調査部の岡敬シニアアナリストは、パチスロ事業について は市場規模が縮小する見通しのため慎重な見方をしているが、「主力のゲーム 事業は投入するソフトが人気化する可能性が高く、好調を持続するだろう。営 業利益は25億円程度まで伸びる可能性が高い」と述べ、会社側の業績予想は保 守的とみている。

ブルームバーグ・データによると、証券アナリスト5人による今期の連結 営業利益予想平均は27億円。会社予想を24%上回る水準で、上ぶれ期待が高い。

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