アジア株:上昇、企業利益に期待-米景気後退を乗り切るとの観測

21日のアジア株式相場は上昇。エレクトロ ニクス輸出関連銘柄と金属株が高くなった。ハイテク企業の業績が米景気減速 を乗り切ることができるとの観測や、金相場が過去最高値となったことを反映 した。

任天堂は1カ月ぶり高値に上昇。同社の家庭用ゲーム機「Wii」が6月 までに米販売台数累計で米マイクロソフトの「Xbox360」を上回るとの見通 しを示したことが好感された。住友金属鉱山など商品株も高い。オーストラリ ア市場では、通信大手テルストラとギャンブル事業運営のタブコープ・ホール ディングスが、アナリスト予想を上回る利益となったことで、買いを集めた。

フィデリティ・インターナショナルの機関投資責任者、マイケル・ゴード ン氏は、「世界の新興市場国と新興国の株式市場にとって、米国はかつてほど重 要ではない。アジアこそが米国を救うのであって、その逆ではない」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時54分現在、前日比1.8% 高の144.39。10業種すべてが上昇している。日経平均株価は前日比377円91 銭(2.8%)高の1万3688円28銭で終了した。

アジア太平洋地域では、中国、ニュージーランド、マレーシア、フィリピ ンなどを除く市場の主要株価指数が上昇している。