【東京グルメ】ブルガリのロマンスの味わい-「イル・リストランテ」

ブランド力のすごさをあらためて認識させら れたのは、ブルガリ・グループ直営のイタリアン・レストラン「イル・リストラ ンテ」が入った「ブルガリ銀座タワー」に近づいたときだった。凍てつく寒さの なか、ビルの前に若い女性たちが列を作っている。この日はバレンタインデーの 前日だったので、彼女らは人気の高い1500円のイル・リストランテ製チョコレ ートを手に入れようと、30分待ちもいとわず並んでいたのだ。

このビルの9階を占めるイル・リストランテは、昨年11月にオープンした ばかり。レストランの中に入れば、どっしりとしたブルガリのろうそく立てや銀 食器などが目に入り、ここがブルガリのレストランだということを思い出させて くれる。ディナーは、バリコース(1万5000円)とミラノコース(2万円)か ら選べる。もちろんバリコースを頼んだからといってバリ料理が出るわけではな く、ブルガリのリゾートがバリとミラノにあるからこの名前が付けられたそうだ。

イル・リストランテにはカップルが多い。スタッフはイタリア人と日本人で、 きびきびとしながらも気配りの行き届いたサービスを提供している。

9階のイル・リストランテと10階のバー「イル・バール」は2フロア吹き 抜けになっており、高く大きな窓が一面ガラス張りになっている。

ロマンスを商売に

ブルガリはロマンスを商売にするコツを知っているようだ。私と連れの隣り の席では、男女2人ずつが合コンを繰り広げていた。そのほかを見てもほとんど がカップルだった。従ってビジネス向けとは言えない。

シェフは以前バリのブルガリリゾートにいたという。ワインはイタリアワイ ンのみだった。

ミラノコースは、刻んだイチジクが載ったポートワインソースのフォアグラ から始まった。ホワイトアスパラガスのスープは甘くクリーミーで、デザートの ようだった。塩気の強いキャビアはスープの甘さを一層引き立てた。

サフランリゾットには香ばしく焼かれたホタテが載り、非常に美味だった。 バジルソースのラビオリも美味だったが、リゾットと同様、やや分量が物足りな かった。

肉料理は岩手牛とラムチョップが柔らかく調理具合も良かっただけに、塩 加減が強かったのが残念だった。

デザートはシェフが本領を発揮した。クレームブリュレは最高で、さらにチ ョコレートムースは申し分なかった。

われわれがビルを後にするころには、チョコレートを求める女性たちの列は なくなっていた。われわれも甘さを満喫した後なので、チョコレートには目もく れずそそくさと立ち去った。

==値段は1人当たり2万-2万5000円 ==店内のBGMは静か ==デートの利用は可能 ==また行きたいかって?イエス。ただ歯医者の許可が必要。 ==格付けは2つ星。

格付けの基準: 4つ星:料理、サービス、雰囲気が群を抜いている店 3つ星:その分野で一流の店 2つ星:優れており、信頼できる店 1つ星:しっかりした店 星なし:劣った店

イル・リストランテ 中央区銀座2-7-12 ブルガリ銀座タワー9階 TEL:03-3239-0100

(ブレット・オケソン)

(ブレット・オケソン氏は、ブルームバーグ・ニュースのライターです。こ の記事の内容は同氏自身の見解です)

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