FOMC予測:08年米実質GDP1.3-2%増-0.5ポイント下方修正(2)

米連邦公開市場委員会(FOMC)は今 年の経済成長率見通しを約0.5ポイント引き下げ、失業率見通しを引き上げた。 住宅不況と金融市場の混迷が深まっているのが背景にある。経済予測の内容は 1月29-30日に開催されたFOMCの議事録公開とともに明らかになった。

最新の予想では、2008年第4四半期の実質国内総生産(GDP)は前年 同期比1.3-2%増。昨年10月の時点では1.8-2.5%増と予想されていた。 また今年第4四半期の平均失業率は5.2-5.3%。従来予想の4.8―4.9%か ら引き上げられた。

食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は今年第4四半期に前年同期比 2-2.2%を予想。10月の予想では1.7-1.9%とされていた。総合指数は同

2.1-2.4%の上昇と、従来予想の1.8-2.1%上昇から上方修正された。

今後の経済成長リスクについては「下振れしている」とみている。インフ レリスクは前回10月時点よりも多くの金融政策当局者が「幅広く均衡してい る」とした一方で、一部は「上昇傾向にある」と指摘した。

FOMCは特に懸念事項として、経済成長の伸び鈍化が「金融市場の悪化 につながり、信用の利用を抑制するだけでなく、結果的には経済成長がさらに 損なわれる可能性」を挙げた。

2009年の経済成長率見通しについては2.1-2.7%と、昨年10月時点 の2.3-2.7%から下方修正された。失業率見通しは5-5.3%と、前回予想 (4.8-4.9%)から引き上げられた。