欧州債:下落、2年債利回り3.23%-米独統計でインフレ懸念強まる

欧州国債相場は下落。米独の経済統計がい ずれもインフレ加速を示したことを受け、利下げ見送りの観測が強まった。

1月の独生産者物価指数(PPI)は前年同月比で3.3%と、1年1カ月ぶ りの大幅な伸びとなった。1月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回 る伸びを示した。冬期の暖房向け燃料の需要が低迷するなか、産油国が減産する との見方から、原油相場は最高値圏で推移した。

RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビッ チ氏は「ドイツのPPIで欧州中央銀行(ECB)はタカ派的な姿勢を維持する だろう」と述べ、「早期利下げへの市場の期待は楽観過ぎということになるだろ う」と指摘した。同氏はECBによる利下げは6月までないとみている。

2年債利回りはロンドン時間午後4時19分までに、前日比5ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上げ3.23%となった。一時は10bp上げる場面 もあった。同国債(2009年12月償還、表面利回り4%)価格は0.09ポイント 下げて101.32。10年債利回りは同2bp上げ4.01%。