仏BNPパリバの10-12月期:42%減益-信用市場の悪化響く

フランス最大の銀行BNPパリバが20日 発表した2007年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比42%減益となっ た。信用市場悪化の影響を受けた証券の評価額を引き下げたことが響いた。

発表によれば、純利益は10億ユーロに減少した。この数字は、同行が先月 30日に発表した暫定集計と一致した。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機の影響で、信用 市場は混乱し、世界の大手金融機関で1450億ドル(約15兆6000億円)余りの 損失や評価損が発生した。BNPパリバは米住宅ローン市場の混乱に関連し、 5億8900万ユーロ(約930億円)の評価損計上と3億900万ユーロの引当金積 み増しを明らかにした。

エイサー・フィナンスのファンドマネジャー、ミシェル・ローランス氏は 決算発表前のインタビューで、「BNPパリバのサブプライム関連リスク資産 は比較的少ない」と指摘した。

BNPパリバの評価損は、スイスのUBSが先月発表した140億ドルと比 べて小さく、フランスの同業ソシエテ・ジェネラルやクレディ・アグリコルの 評価損も下回る。