アジア株:下落、サブプライム関連損失の拡大を懸念-三菱UFJ安い

20日のアジア株式相場は下落。MSCIア ジア太平洋指数は、2週間ぶりの大幅安となっている。金融機関がサブプライ ム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連で今後も追加損失を計上するとの 懸念が再浮上した。原油相場の100ドル突破も嫌気された。

三菱UFJフィナンシャル・グループをはじめ、銀行株が売られた。プラ イベートエクイティ(未公開株)投資会社KKRファイナンシャル・ホールデ ィングスがコマーシャルペーパー(CP)の償還を延期したことが明らかにな った。このほか英紙フィナンシャル・タイムズはこの日、仏大手銀行クレデ ィ・アグリコルが追加的な評価損を発表する可能性があると報じている。

韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は、ガソリン高で自 動車需要が減退するとの懸念から下げた。東京電力も燃料コスト上昇観測で売 られた。

新生銀行アセットマネージメント部の作本覚部長は、KKRだけでなく他 の企業にも信用収縮の影響が出てくるだろうと指摘。市場では不安が高まって いると述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時2分現在、前日比2.9%安 の141.89。6日以来で最大の下げとなった。日経平均株価の終値は同447円 54銭(3.3%)安の1万3310円37銭。この日取引が行われているアジア太平 洋各地の市場の主要株価指数は、パキスタンを除いて軒並み下落している。

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