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クレディ・スイス:社債利率引き上げ-S&Pは格下げ方向で見直し

スイス2位の銀行、クレディ・スイス・ グループは19日、同銀劣後債の表面利率を当初予定より引き上げた。評価損 計上で2008年1-3月(第1四半期)利益が10億ドル(約1080億円)程度 押し下げられると同日発表したことを受け、発行条件の見直しを迫られた。

起債関係者によると、クレディ・スイスは先週、この劣後債(発行額20 億ドル、期間10年)の利率を5.75%とすることで投資家と合意していたが、 6%に変更した。

資産評価引き下げについて同日開かれたブレイディ・ドゥーガン最高経営 責任者(CEO)との電話会議で、投資家は社債発行条件の改善を要求。ハー トフォード・インベストメント・マネジメント(米コネティカット州)のシニ アバイスプレジデント、ビル・キング氏は同会議で、金利調整が「真剣に考慮 されることを願っている」と発言した。

ドゥーガンCEOは「債券購入者も含めて投資家との関係維持を確実にし たい」と話した。クレディ・スイス広報担当のブルース・コーウィン氏は、こ れ以上のコメントを差し控えた。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同日、クレデ ィ・スイスの「AA-」の格付けを引き下げ方向で見直しの対象にしたと発表 した。資産評価額引き下げを受けた措置という。

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